弁護士に初めて相談 何をすればいい?
多治見市の白ゆり総合法律事務所、弁護士の竹内小百合です。
今日は、
「相談したいけどどうしていいかわからない。」
「これって、本当に相談していいのかな。」
という方向けの記事を書いてみようと思います。
まず言いたいのは、
その1 相談内容をわかりやすくまとめないといけない
その2 聞きたいことははっきりしていないといけない
その3 弁護士に聞いていい内容かわからない
と思っていつまでも相談に行けないのは、もったいない!!ということです。
次に、
自分の悩みに関連すること(そうでないことでも)時系列で書き出してきてほしい!できれば、関連資料も持ってきてほしい!ということです。
というのも、「弁護士使い慣れてます!」「弁護士に何度も会ってます!」「どういうときに相談したらいいのか、よく心得てます!」なんて方は、いたって稀です。
お仕事柄弁護士と付き合いのある方や、リピートで何度か相談に来てくださる方もいらっしゃいますが、相談に来られるほとんどの方は、「弁護士と話したことなんてない」「お堅い人種なんだろう」「面倒そうに追い返されたらどうしよう」と思いながら、身構えて相談に来ます。
相談内容がわかりやすくまとまっていて、聞きたいこともはっきりしている相談は、相談を担当する弁護士からすると、ありがたいです。
ただ、わかりやすくまとめるのは一定程度時間もかかりますし、そもそも聞きたいことがはっきりしていればもやもやせず相談せず解決しているかもしれません。
「どうしたらいいかわからない」「誰に相談すべきかわからない」というのも立派な相談です。
そのようななかで、ごちゃごちゃした事実の中からご相談者様の悩みの解決に必要な要素を抜き出してまとめるのも弁護士の仕事です。
弁護士が動ける悩みなのかどうかは、弁護士が一番理解しているはずなので、それこそ早めに弁護士に聞いて、弁護士でないならどこに聞けばよいのかを尋ねた方が早いかもしれません。
相談内容がまとまっていなくても、登場人物の属性(例えば、離婚したいなら、「自分と配偶者と子供」等)と、出来事を時系列で書き出してきていただければ、感極まってうまく話せなくなってしまっても、大体の事情は伝わると思います(もちろん、正確に把握するには、お話していただく必要はあります。)。
あとは、関連する資料一式(例えば、離婚の場合なら、収入資料や財産資料、当事者やお子様の名前の読み方のメモ書き等。詳しい内容は、後々ブログで更新していく予定です。)を持ってきていただければ、大まかな判断や、これからの流れ、見積もり等は可能かと思います。
長々述べてきましたが、結局、何が言いたいのかというと、
難しく考えずに、まずはご相談いただいて、ご依頼に至らない場合でも悩みを整理して帰っていただきたいということです。
こと法律問題についての事案の整理は、弁護士が得意とするところですので、一人で悩む前に、まずは一度ご相談いただければと思います。
白ゆり総合法律事務所は、JR多治見駅から徒歩約11分、多治見ICから約3分の場所にあります。
皆様のご予約をお待ちしております。